【書評】図録『~美術館再開特別企画~ コレクション再発見 小磯とゆかりの画家たち』のご紹介!

今回は、神戸市立小磯記念美術館で購入した図録『~美術館再開特別企画~ コレクション再発見 小磯とゆかりの画家たち』をご紹介します。この図録は、神戸市立小磯記念美術館で開催された美術館再開特別企画「コレクション再発見 小磯とゆかりの画家たち」(会期:2015年(平成27年)6月27日~8月30日)の図録になります。全52ページの簡易図録で価格は700円でした。

図録『~美術館再開特別企画~ コレクション再発見 小磯とゆかりの画家たち』

 

展覧会は、第Ⅰ部「小磯良平の作品」、第Ⅱ部「小磯良平ゆかり、神戸ゆかりの画家たちの作品」から構成されていましたが、この図録は第Ⅱ部で紹介された24名の画家の65作品が掲載されています。すべて神戸市立小磯記念美術館の所蔵作品になります。

 

<目次>

金山平三(かなやま へいぞう)1883-1964年
角野判治郎(かくの ばんじろう)1889-1966年
林 重義(はやし しげよし)1896-1944年
古家 新(ふるや しん)1897-1977年
中西利雄(なかにし としお)1900-1948年
牛島 憲之(うしじま のりゆき)1900-1997年
岡田謙三(おかだ けんぞう)1902-1982年
田中忠雄(たなか ただお)1903-1995年
田村孝之介(たむら こうのすけ)1903-1986年
小松益喜(こまつ ますき)1904-2002年
元川嘉津美(もとかわ かつみ)1905-2005年
伊藤継郎(いとう つぐろう)1907-1994年
宮地 孝(みやじ たかし)1907-1991年
桝井一夫(ますい かずお)1908-1991年
川端謹次(かわばた きんじ)1909-1998年
関口俊吾(せきぐち しゅんご)1911-2002年
西村元三朗(にしむら もとさぶろう)1917-2002年
西村 功(にしむら いさお)1923-2003年
中島節子(なかじま せつこ)1924-1979年
中西 勝(なかにし まさる)1924-2015年
鴨居 玲(かもい れい)1928-1985年
石阪春夫(いしさか はるお)1929年-
堀江 優(ほりえ まさる)1933-2013年
知念正文(ちねん まさふみ)1935-2014年

目録
作家略歴

 

図録では、個々の作品解説はなく、最後に作家略歴が比較的詳しく記載されています。この図録の良いところは、小磯記念美術館で鑑賞していて、関連作家の作品が展示されていたときに、後でチェックするときに役立つところです。また、作家が生年順に掲載されているので、作家の関係が掴みやすくなっています。

 

2019年06月21日