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【法隆寺金堂壁画】クラウドファンディング(〆11/30)

法隆寺金堂

国宝「法隆寺金堂」は、世界最古の木造建築物として知られ、世界文化遺産にも登録されています。軒の出の深い安定した姿が美しく、入母屋造り二重の瓦屋根と下層の裳階(もこし)の板葺きの対比、これに奥深い軒下の垂木(たるき)や雲斗(くもと)・雲肘木(くもひじき)が調和した快いリズムが魅力です。

法隆寺金堂には飛鳥時代から、釈迦如来や薬師如来などを描いた大壁4面と、様々な菩薩像を描いた小壁8面の計12面の外陣壁画と、本尊など諸仏が安置された須弥壇上部の「飛天図」と呼ばれる内陣壁画20面などが存在していました。

しかし、戦前から続けられていた「昭和大修理」の最中に金堂の内陣が全焼してしまいました。幸い、外に出されていた本尊・釈迦三尊像(国宝)をはじめとする仏像群と壁画「飛天図」は難を逃れましたが、外陣壁画の極彩色は失われてしまいました。

 


【法隆寺金堂壁画】支援者限定収蔵庫公開と保存活用活動にご支援を

概要

1949年に火災に遭った法隆寺金堂壁画は、1958年に国重要文化財に指定され、壁画は焼けた金堂初重の木部とともに金堂内における配置構成のまま収蔵庫内に再構築され、保存されています。

昨年行われたクラウドファンディングでは、収蔵庫内部への外気の直接の流入を防ぎ、入室者が持ち込む水分・湿気やホコリ、カビ、虫などを遮断するバッファゾーンとしての前室確保と、適切な除湿のための除湿機導入のためのご支援をお願いされていました。

今回は、引き続き、将来的な一般公開に向けて収蔵庫を改修するための多額の調査・研究活動費用のためのご支援をお願いするとともに、将来の文化財保護を担う若い方々にも金堂壁画の現状を理解していただき、興味関心を持っていただくことに繋がれば、と考えられてクラウドファンディングに挑戦されています。


目標金額

8,800,000円

目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります(All in 方式)。原則、支援のキャンセルはできません。


募集期限

2023年11月30日(木)午後11:00まで(終了)


リターン

お気持ち支援/収蔵庫見学ご招待+法隆寺伽藍拝観券(日時指定) 、があります。


プロジェクト内容