西山浄土宗 総本山光明寺
京都府長岡京市西山のふもとにある「西山浄土宗 総本山光明寺」は、法然上人が念仏の教えを最初に説かれた立教開宗の地として知られます。法然上人が、比叡山から奈良へ求道の旅に出られた途中、粟生の里人に宿を借りた縁によって、念仏の教えを最初に説く地として粟生の地が選ばれたと伝わっています。
また光明寺は、法然上人の御火葬の地でもあり、弟子たちが光明寺の裏山に御廟堂を建てご芳骨を納めたことより、浄土一宗の祖廟とされています。
浄土門根元地 光明寺|過去から未来へつなぐ、宝物庫改修にご支援を
概要
「光明寺」には、仏像・掛軸等の絵画・書跡・古文書等、約300点の宝物があります。そのうち、十一面千手観音立像、四十九化佛阿弥陀来迎図、二河白道図は重要文化財に指定されていて、京都国立博物館、奈良国立博物館、東京国立博物館へそれぞれ寄託されています。
光明寺では、宝物が傷み、損傷を受けないように、宝物を保管する環境を整えることも重要な責務だと考えておられますが、現在の宝物庫は昭和46年に建てられたもので、湿度調節等が不十分であることがわかっています。
文化庁が推奨する相対湿度を60%以下にすること、また、乾燥しすぎることも木製品等ではひび割れなどの原因となるため、過度な乾燥も防ぐ必要があります。そこで、今回の改修では、現在の壁の内側にもう一つ壁を作ることで空気層を作り断熱機能を向上させ、桐材により調湿機能を担保しようと考えておられます。
今回の改修工事では1,100万円の費用が必要となりますが、紅葉期を除いて入山料をとっていない当山では資金の調達が難しく、今回のクラウドファンディングに挑戦されることになりました。
目標金額
10,000,000円
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。
募集期限
2023年11月30日(木)午後11:00まで(終了)
リターン
特別切り絵朱印/850記念桐材のスマホ立/限定刺繍御朱印帳/信楽庭の特別拝観(僧侶による境内案内付)/境内にお名前掲載(結界の柱にお名前を掲載)/勅使門修繕記念数珠/茶室改修記念茶接待/灯篭奉納/宗祖法然上人立教開宗850年記念 法然上人自画像軸/御本廟参拝/お気持ち応援、などがあります。
プロジェクト内容