【感想】コレクションギャラリー「肖像画の魅力」(姫路市立美術館、会期:2020/10/29~12/24)レビュー

姫路市立美術館で開催されている、コレクションギャラリー「肖像画の魅力」(会期:2020年10月29日~12月24日)に行ってきました。この展覧会は、無料で鑑賞できるコレクション展になります。

姫路市立美術館コレクションギャラリー「肖像画の魅力」

 

展覧会の構成は特にありません。

 

展示作品と共に「肖像とは何か」という肖像の定義や形式についての説明や、自画像と肖像画の違いについての解説もありました。

 

展示作品は、日本人では、白瀧幾之助、和田三造、小磯良平、中谷健次、榎倉省吾、黒田清輝、青山熊治、長谷川利行、笠木絵津子、川西英、上野長雄の肖像作品となります。

 

一方、海外では、ポール・デルヴォー、ジェームズ・アンソール、パブロ・ピカソ、エドワルド・ムンク、オーギュスト・ロダン、レオン・スピリアールトの作品が展示されていました。

 

それぞれの作家独自の解釈による肖像画が提示されていて、画風の違いだけでなく、作家の思想が反映された作品になっているところが面白いですね。

 

姫路市立美術館のコレクションギャラリーは、展示数は少ないですけれども、無料で良質の作品が鑑賞できる貴重な機会になっていますので、近くにお越しの際は鑑賞をお勧めします。現在は、企画展が開催されていませんので、ミュージアムショップは閉店していました。

2020年12月05日|ブログのカテゴリー:2020年投稿, 展覧会レビュー