珠洲焼
「珠洲焼」は、現在の石川県、能登半島の先端で創られた、中世日本を代表するやきものの一つです。14世紀に最盛期をむかえ、一時は日本列島の四分の一を商圏とするまでに成長しましたが、15世紀後半に急速に衰え、やがて廃絶しています。
昭和30年以降、珠洲焼窯跡が発掘され調査や研究が進み、幻の古陶をなんとかもう一度この地に復活させたいと願う地元の人々の情熱が原動力となり、試行錯誤の末、昭和53年、珠洲市陶芸センターにおいて約500年ぶりに珠洲焼が蘇っています。
鉄分を多く含む珠洲の土を使って成形し、それを1200度以上の高温で焼く「還元炎焼成(かんげんえんしょうせい)」という技法で焼き上げる点が特徴で、マットな手触りと灰黒色で落ち着いた雰囲気が「珠洲焼」最大の魅力です。
【災害支援】令和5年奥能登地震で被災した珠洲焼作家を支援したい!
概要
2023年5月5日、マグニチュード6.5の地震が発生し、珠洲市を震度6強の揺れが襲い、石川県の伝統工芸である「珠洲焼」も多大な被害を受けています。珠洲焼作家たちの被害総額は約7,000万円とも報道されています。
そこで、被害を受けた珠洲焼作家たちを支援すべく、以前より珠洲焼と交流があった備前焼の有志が中心となり、任意団体「珠洲焼支援の備前焼有志」を立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦されています。
目標金額
1,000,000円
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。
募集期限
2023年8月21日(月)午後11:00まで(終了)
リターン
お気持ちコース/珠洲焼/備前焼/応援コース、などがあります。
プロジェクト内容